ユーザーのプライバシー権などを含む、Tinderのデータ取扱いに関する詳細情報
ID認証と写真認証は、身分証と少なくとも1枚のプロフィール写真に写る人物がユーザー本人であることを示すためのオプション機能です。認証が完了すると、ID認証と写真認証を完了したことを示すバッジがプロフィールに追加されます。
さらに他のユーザーのプロフィールが認証済みであるかどうかを確認できるようになり、Tinderで交流する相手について、より信頼性の高い判断ができるようになります。ただし、本機能は身分証の有効性や特定のユーザーの安全性を保証するものではありません。Tinderで知り合った相手と実際に会ったり、個人情報を共有したりする時は、事前に安全なマッチングのためにの記事をご覧の上、常によく考えて行動してください。
注:ID認証と写真認証は現在、一部テスト市場のiOS、Androidおよびtinder.comユーザーのみ利用可能です。
ID認証と写真認証の流れ
ID認証と写真認証を行うには、(1)写真認証と(2)ID認証の2つの手順を踏む必要があります。写真認証を個別に完了している場合、もう一度行う必要はありません。写真認証とID認証を両方完了すると、プロフィールに青いチェックマークが追加されます。
- 写真認証では、まず自撮り動画に映っている顔をスキャンし、動画が生身の人間によって撮影されたものであり、デジタル技術によって加工もしくは操作されたものでないことを確認します。自撮り動画撮影時、プロフィール写真のチェック、詐欺やなりすまし行為の防止を目的として、お客様の顔形状データ(ここでは「認証データ」と呼びます)を使用、保存します。顔形状データは、一部の地域では「生体認証データ」とみなされる場合があります。このデータは、自撮り動画内の人物が身分証および少なくとも1枚のプロフィール写真に写る人物と同一であることを確認するためにも使用されます。顔形状データは、ID認証&写真認証バッジを維持するために、アカウントの有効期間中保管されます。これにより、プロフィール写真を更新または変更してもバッジを失うことはありません。自撮り動画は削除され、プロフィールには追加されません。しかし、Tinderでは本機能の監査および管理を目的として、自撮り動画のスクリーンショットを2枚保管します。
- ID認証では、アップロードされた政府発行の身分証明書をチェックし、身分証の写真が写真認証で使用した自撮り動画および少なくとも1枚のプロフィール写真に写っている顔と一致するかどうかを確認します。写真認証を完了している場合、身分証の写真は保存されている顔認識情報と比較されるため、新たに自撮り動画を撮影する必要はありません。また、身分証に記載された生年月日が18歳以上であり、かつTinderプロフィールと一致するかどうかを確認します。一致しない場合、プロフィールの生年月日は身分証の記載に従って書き換えられます。当社では、本機能の監査を目的として、お客様のアカウントの有効期間中、一部を削除した身分証の画像を保管します。また、本機能の監査および検証を目的として、お客様のアカウントの有効期間中、身分証に記載された氏名を保管します。
上記の個人情報の使用、保管、削除方法についての詳細は、以下のセクションをご覧ください。
ID認証に使用できる身分証の種類
本人確認と写真認証プロセスの本人確認のステップでは、複数の政府発行の身分証明書を使用できます。対象となる顔写真付きの身分証は、運転免許証、パスポート、国民識別カードなどです。
提出の際は、身分証全体の画像に顔写真や氏名、生年月日が鮮明に写っていることを確認してください。
ID認証と写真認証情報の使途
収集したデータは、お客様からのID認証と写真認証のリクエストを処理する目的で使用されます。写真認証プロセスでは、自撮り動画から抽出した顔形状データおよび少なくとも1枚のプロフィール写真を使用します。ID認証プロセスでは、身分証の顔写真、身分証記載の氏名および生年月日、そして一部を削除した身分証表面のスクリーンショットを使用します。本機能におけるこれらの情報の詳細な使途については上記「ID認証と写真認証の流れ」の項目をご覧ください。米国に居住するユーザーがTinderでID認証を行う場合、ユーザーの個人情報は性犯罪者登録(RSO)チェックにも使用されます。詳しくは「米国居住者を対象とするRSO(性犯罪者登録)チェック」の項目をご覧ください。
ID認証と写真認証完了後に保管されるデータ
写真認証では、本機能の写真認証部の監査および管理を目的として、お客様のアカウントの有効期間中、自撮り動画のスクリーンショットを2枚保管します。また、プロフィール写真の更新または変更後のID認証&写真認証バッジの維持を目的として、お客様のアカウントの有効期間中、自撮り動画の顔形状データを保管します。
ID認証では、本機能の監査を目的として、お客様のアカウントの有効期間中、身分証の顔写真のコピー、身分証記載の氏名、一部を削除した身分証表面の写真を保管します。身分証表面の写真は、上記「ID認証と写真認証情報の使途」に記載されている情報のみが表示され、住所や身体的特徴、ID番号やバーコードなどの残りの部分は見えない形で保管されます。
また、認証の成否などプロセス全体の結果も保管します。
上記の情報は、当社のアマゾンウェブサービス(AWS)サーバー上に保管されます。詳細については、AWSのデータプライバシーをご覧ください。お客様の顔形状データおよびスクリーンショットを第三者に共有することはありません。
上記の情報は、アカウント閉鎖時に当社のプライバシーポリシーに従って削除されます。
ID認証と写真認証情報を削除するには
ID認証と写真認証情報には(1)顔形状データ(写真認証チェック時に使用される顔の「テンプレート」を指します)(2)身分証から取得した上記の情報(3)一部を削除した身分証表面のコピー、(4)自撮り動画のスクリーンショットが含まれます。これらのデータを削除する方法については、以下をご覧ください。
顔形状データ
顔形状データを削除するには、アプリの設定ページからTinderアカウントを削除する必要があります。
顔形状データの削除に、アカウントの削除が必要な理由は?
Tinderの本人確認&写真認証バッジは、自分の外見がプロフィール写真や身分証の写真と一致していることを他のユーザーに示す有効な方法です。Tinderを利用するユーザーが、マッチ相手の本人確認と写真認証がまだ有効であるかどうか誤解したり混乱したりすることがないように、マッチをリセットし、通常の未認証のアカウントで利用を再開しない限り、顔形状データを削除し、本人確認と写真認証を無効化することはできません。これは、本人確認&写真認証バッジの不正利用を防止し、マッチ相手が本人確認と写真認証ステータスを維持しているかどうかについて、ユーザーに信頼性の高い情報を与えることを目的としたルールです。
上記の情報は、アカウント閉鎖時に当社のプライバシーポリシーに従って削除されます。
身分証から取得した情報および一部を削除した身分証のコピー
当社では、ID認証ステータス維持のために、身分証から取得した情報(詳細は上記「ID認証と写真認証完了後に保管されるデータ」に記載)を保管します。
また、本機能の監査を目的として、お客様のアカウントの有効期間中、一部を削除した身分証のコピーを保管します。身分証表面の写真は、上記「ID認証と写真認証情報の使途」に記載されている情報のみが表示され、住所や身体的特徴、ID番号やバーコードなどの残りの部分は不可逆的に削除されます。
身分証から取得した情報および一部を削除した身分証のコピーを削除したい場合は、上記の通りアカウントを削除する必要があります。アカウントを削除し、未認証のアカウントでご利用を再開していただかなければならない理由についても、同じく上記の項目をご参照ください。
自撮り動画のスクリーンショット
自撮り動画から抽出した2枚のスクリーンショットの削除をリクエストする場合は、こちらから弊社サポートチーム宛てにご連絡ください。いずれにしても、当社のプライバシーポリシーに記載の通り、スクリーンショットはアカウント閉鎖時に削除されます。
米国居住者を対象とするRSO(性犯罪者登録)チェック
米国に居住するユーザーがTinderでID認証を行う場合、ユーザーの個人情報は性犯罪者登録(RSO)チェックにも使用されます。ユーザーから米国の身分証を提供されると、Tinderは外部のサービスプロバイダを使用してRSOチェックを行います。RSOチェックのために当該サイトに共有される個人情報は次の通りです。
- 氏名およびミドルネーム
- 生年月日
RSOチェックで情報が検出された場合、ユーザーアカウントは手動で審査され、当社の担当チームが適切な対応を取ります。詳しくは、Tinderの利用規約 をご覧ください。
Tinderを安全な環境に保つため、ご協力いただきありがとうございます。
注:メイン州では現在、法的規制によりRSOチェックを行っていません。
ユーザーのプライバシー権などを含む、Tinderのデータ取扱いに関する詳細情報
お客様が有する権利を含むTinderの個人情報保護の取り組みに関する詳細は、Tinderのプライバシーポリシーをご覧ください。
その他の質問
いつでもお問い合わせください。