概要
Tinderユーザーは、共通の友だち機能を利用するため、デバイスの連絡先情報をTinderにインポートすることができます。本機能は、他のユーザーとの間に共通の知人がいるかどうかを知るために使用されます。共通の友だち機能を使用しているユーザーのデバイスの連絡先に含まれている電話番号は、それが非TinderユーザーのものであってもTinderによって処理されます。
この記事では、当社における第三者の非Tinderユーザーの連絡先情報の収集、使用、保管方法について説明するとともに、第三者がTinderの機能に関連して自身の個人情報を使用されないようにする方法をご紹介します。
非Tinderユーザーの連絡先情報の取り扱い
共通の友だち機能の仕組み
本機能を有効にするには、Tinderがユーザーのデバイスの連絡先情報を使用する必要があります。連絡先へのアクセスを許可すると、Tinderは連絡先に含まれる電話番号情報を収集し、安全に保管します。また、本機能を有効にしているユーザー同士の共通の友だちの数を表示できるようにするため、インポートした連絡先が本機能を有効にしている他のユーザーと共有されているかどうかを確認します。表示されるのは共通の友だちの数だけであり、個人の名前は表示されません。
非Tinderユーザーの個人情報の取り扱い
Tinderユーザーの連絡先リストには、Tinderを利用していない人の連絡先が含まれている場合があります。当社では、既存のTinderユーザーのものでなく、非Tinderユーザーに帰属する可能性がある電話番号を検出した場合、その番号を暗号学的ハッシュ値に変換します。そうすることで、当社がその非Tinderユーザーを特定することは不可能となります。当社が保管するのは変換後の暗号学的ハッシュ値のみであり、非Tinderユーザーの電話番号は保管されません。各ハッシュ値は、その連絡先情報を提供したTinderユーザーに紐づけられ、Tinderのサーバーのリストに保管されます。当社では、当該Tinderユーザーが共通の友だち機能を使用し、かつ非Tinderユーザーの電話番号を連絡先に登録し続けている間、ハッシュ値を保管します。当該Tinderユーザーがアカウントを削除または共通の友だち機能の使用を停止した場合、そのアカウントに紐づけられているハッシュ値も同時に削除されます。
当社が収集した非Tinderユーザーの連絡先情報を共通の友だち機能以外の用途に使用したり、他のMatch Groupの事業体と共有したりすることはありません。また、ユーザーがTinderに連絡先情報へのアクセスを許可した場合、当社が収集するのは電話番号のみであり、名前やメールアドレスなどの連絡先リストに含まれるその他の情報を収集することはありません。
非TinderユーザーがTinderの利用を開始し、共通の友だち機能を有効にした場合、登録時にTinderに提供した電話番号は、過去に保管されていた連絡先情報をアンロックするために使用されます。これは、当該ユーザーを、共通の友だち機能を同じく使用し、連絡先を共有している他のユーザーとつなげるためです。
非Tinderユーザーのためのオプション
共通の友だち機能に関連して自分の個人情報が保管されるのを避けたい非Tinderユーザーは、Tinderサポートにお問い合わせの上、自分の電話番号をブロックリストに追加するようリクエストしてください。そうすることで、自分の個人情報が共通の友だち機能で使用されることを事前に防ぐことができます。
ただし、当社では非Tinderユーザーの電話番号を暗号学的ハッシュ値の形式でのみ保管しているため、お問い合わせいただいた個人情報が当社のシステムに記録されているかどうかを確認できない場合があります。したがって、個人情報へのアクセスや個人情報を修正する権利などのデータ主体に関するリクエストについては、当社では対応できない場合があることをあらかじめご了承ください。